ペナン暮らし(mimirubyのブログ)

ペナンに住み、日々が経つにつれ、旅行気分は薄れ、異国での生活が日常になっていきます。 ペナンでの生活の時々に、昔の思い出が甦ります。 ペナンの今の生活と、昔の思い出を書いています。

「ミッドナイト・ラン」を見て思ったこと

昨夜は、前々職時代の後輩S氏のブログ
野鳥に食われる本の虫の徒然日を見ていて、

birds-eat-bookworm.cocolog-nifty.com

1月21日 無為の一日というブログ日記の中に
書かれてある「ミッドナイト・ラン」(1988年
公開、当時ロンドンにいた私は、仕事に追われ、
見れずじまい。)がどうにも面白そうで、早速、
K-BOXの遡り放送機能で、

mimiruby.hatenadiary.com

BSプレミアム1/21放送の「ミッドナイト・ラン」
を見ました。
このK-BOXの遡り機能は、自動録画のようなもの
で、私が録画しなくても、2週間前までの全番組を
観る事ができ、本当に便利です。
それで、この映画は面白かった、楽しめました。
(S氏に感謝!)
Youtube↓では、最後の場面(3:29)が、紹介されて
います。

www.youtube.com

アクション(クライム)コメディに私の大好きな
お料理の挿話もあり、楽しめました。
Midnight Runというタイトルは、「一晩で終わる
簡単な仕事」というスラングです。
元警官の賞金稼ぎと、彼に捕らえられた横領犯の
ニューヨークからロスまでの大陸横断、ロード
ムービー、アクション・コメディ道中記です。
1995年以前の映画ですから、勿論、アナログ
なところはありますが、大筋には関係ありません。
インターネット普及前のクライム、サスペンス
映画のほとんどは、身分証明偽造などの箇所が
アナログ、個人の技術になります。
私の大好きな映画、
1960年公開の「太陽がいっぱい」、
1973年公開の「ジャッカルの日」など、
映画全体、内容が重要で、中身が格段に優れて
いるため、そんな細かな所は問題外です。
1996年公開のミッションインポッシブル以降、
Detail(細かなところ)がガラッと変わりました。 

閑話休題、この映画の内容は、↓
以下、S氏のブログ日記の記述です。(引用)
(S氏に大感謝!)
BS3で映画「ミッドナイト・ラン」を見る。
1988年の制作。ニューヨーク、シカゴ、
アリゾナ(セドナも出てくる)、ロサン
ジェルスなどのロケが楽しいロードムービーだ。
「タクシー・ドライバー」や「ワンス・アポン・

ア・タイム・イン・アメリカ」のあのデニーロが
出演。

犯罪の疑いで逮捕された人の保釈金を用立てする
代理業者がいる、というのはアメリカらしい。

デニーロは、その業者と契約したもと警察官。
保釈金を立て替えてもらって拘束を解かれた人
予定どおり裁判所に出頭することが大事だが、
その前にドロンしてしまうケースがあるらしい。
そういう人を捕まえて歩合制で賞金をもらう人
デニーロの役回りだ。
スティーブ・マックイーンの映画「ハント」も
よく
考えると同じ稼業に従事していたのか、と
改めて
認識する。
正義感が強く不器用な生きかたで、シカゴ時代は
警察官だったが、仲間とうまくいかなくて退職。
職場仲間の妻とは離婚。
妻は別の警察官と一緒になる。
妻からプレゼントされた腕時計を後生大事に
(ひょっと
してよりが戻るかもという淡い期待)
している
様子を見て、護送中の犯人(マフィア
の金を横領した
まじめな会計士)から、「妻が
戻ることは決してないよ」と言い放たれる。
この犯人(結構なおしゃべり)とデニーロの
会話が
よく出来ていて楽しい。
世界的な大ヒット作というわけではないだろうが、
どことなくコメディー・タッチで味のあるなかなか
佳作である。
この犯人が、リヨン風ポテトの話をするくだりが
ある。
薄切りの玉ねぎをバターできつね色になるまで
炒めて、
ポテトフライ(マック・ポテトでも可
だろう)と
一緒に合わせてできあがる惣菜で、
ステーキの付け合せに
ぴったりなんだ、という
シーン。
美味しそうだなぁ。今度作ってみるか。
田舎の鄙びた簡易レストランで、お金がなくて、
コーヒー
だけを頼んだデニーロに対し、一応、
ウェイトレスの説明を
聞いた上で、紅茶だけを
オーダーする。
デニーロからもうすぐ金の振込があるから
ステーキでも何でも
豪勢に食べられると慰め
られると、俺は、チョリー・ソーセージと
卵料理の今日のスペシャルをここで食べたい
んだ、とジャブを返す。
自分の性格で日の目を見なかったデニーロだが、
護送犯人の命を
狙うマフィア一味を追うFBIとの
取引により逮捕した後、護送する
犯人とロサン
ジェルス空港に到着する最後で、犯人を逃がす
ことを
決意する。
すると、犯人がベルトに嵌め込んだ逃走資金
(3万ドル)を
お別れの選別に、デニーロに
プレゼントする。
目出度し、目出度しとなって、ハッピーエンド。

是非、ご覧になってください。
ちょっと、時代と雰囲気は違いますが、
「カサブランカ」のリックとルイの
最後の場面を思い出させます。
Youtube では↓

www.youtube.com

This is the beginning of our beautiful friendship.
が、カサブランカのこの最後のシーンで私が覚えた
セリフです。

BSプレミアム1/21放送は、字幕版です。
字幕版の映画は、昔から、よく見ています。
字幕版の映画からは、沢山の大好きなセリフを
覚えました。
めげた時には、いつも自分に言い聞かせて
自分を鼓舞した言葉:
This is the first day of the rest of your life.
意訳すると、
「今日が、君の残りの人生の最初の日だ。」かな?
随分昔に、確か、チャップリンの何かの映画
(チャップリンの各映画作品の公開時期は1920~
1952くらい)で、聴いたセリフと思っていました。
何の映画だったかと、ググってみると、1960年代
にアメリカで流行した
「Today is the first day of the rest of your life. 」
という格言、とありました。
えーっ、本当?
私の記憶違い?
不思議・・・
薬物中毒患者救済機関の施設“シナノン”の設立者
であるチャールズ・ディードリッヒの言葉と
なっていました。
後年、映画「アメリカン・ビューティー」
(1999年公開)のセリフにも引用されています。
「ミッドナイト・ラン」を見て、色々なことを
思いました。

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